決算説明会 質疑応答(※章中では敬称を省略させていただいております。)
<エレクトロニクス系について>
■カラーフィルタについて
| Q: | 第8世代の今後の投資の考え方について教えてください。 |
|---|---|
| A: | 第8世代については、順調に稼働しており、現有設備で48k(1kは1000枚)まで対応可能で、収率向上などによるプラスアルファも期待できます。さらに敷地的には余裕があり、他のクライアント含めさらなる要望に応えることは可能な状況です。追加投資については、今後のマーケットの状況を見据えながら慎重に考えていきます。 |
| Q: | 第10世代への投資は、どのような前提条件が整えば実施しますか。 |
|---|---|
| A: | 現段階では詳細はさし控えさせてください。大きな設備投資になるので、マーケットを見ながら検討していきます。 |
| Q: | カラーフィルタの後半期の利益について、2007年と2008年の比較、および2006年と2007年の比較の観点から教えてください。 |
|---|---|
| A: | 2007年と2008年の比較については検討中なのでお答え致しかねます。2006年と2007年の後半期の比較については、台湾凸版国際彩光の業績が今期持ち直してきたため、ここだけで大幅な改善となっています。 |
| Q: | 海外の内製メーカーなどとのジョイントなどは検討していますか。 |
|---|---|
| A: | 引き合いはありますが、お答えできる段階ではありません。 |
■フォトマスクについて
| Q: | 前半期は世界的にロジック半導体の需要が低調だったようですが、今後、特に65ナノあるいは45ナノの需要がどうなるのか、業界全体の動向を教えてください。 |
|---|---|
| A: | 当初は半導体市場の伸びを6%程度と予測していましたが、最近の動向を考慮すると3〜4%になると見ています。当社の見通しは、個々のクライアントの動向に左右される部分があり、どうしても不透明感が残ります。引き続きIBMとの共同開発推進等により、プロセスパートナーとしての地位を固めていきます。 |
| Q: | 先端品が売り上げに占める割合はどれくらいですか? |
|---|---|
| A: | 90ナノまで含めると、約4割です。 |
■エレクトロニクス系全体について
| Q: | エレクトロニクスの営業利益は、前半期に比べ後半期の方が上向くという印象を受けましたが、第2Qと比較した下半期の利益計画が低いように感じます。その理由を教えてください。 |
|---|---|
| A: | 第2Qの利益増加は、三重の第二工場が稼働し始めたことによるもので、後半期も三重の第二工場が貢献するものの、現在すでに45k近くまで達しています。また、市場における液晶テレビの価格ダウンに対応できるよう、その分の減額を組み込んでいます。台湾については、提携により利益配分されるため、利益が全て当社のものになるわけではありません。 |
<情報・ネットワーク系について>
| Q: | 情報・ネットワーク系(印刷分野)の今年後半期の計画は、コスト削減の動向などを考慮すると、高めという印象を受けます。何か新しいものの見込みがあれば教えてください。 |
|---|---|
| A: | 図書印刷との統合や、事業部間の統合が効果をあげます。また、たとえば、利益率の高いIC関連へ注力するなど、価格競争に巻き込まれないようなマーケットの拡大を目指します。当社としても、コストダウンを含めこの分野を強化していかないとならないという危機感を持っており、力を入れていく方針です。昨年より50億円多く利益をあげる計画です。 |
| Q: | 価格ダウンが続いていますが、主な要因は、競争激化によるものか、クライアント側の要因によるものか、もしくは営業戦略上のことなのか、教えてください。 |
|---|---|
| A: | 競争激化によるものであることは否定できません。一方で、印刷業界という視点で見ても、そろそろ底値ではないかと感じています。むしろ、それ以上に問題なのは、石化製品の価格高騰に基づく原料値上げが続いている点です。当社としては、供給責任があり、価格・品質ともにできるだけのものを供給していきたいと考えています。内部のコストダウン推進に注力し、得意先のご理解もいただきながら、企業収益の向上を目指していきます。 |
<業績全般について>
| Q: | 原材料価格の上昇の影響と、転嫁状況を教えてください。また、単価ダウンが損益に及ぼしている影響はどの程度ですか。 |
|---|---|
| A: | 前半期は、石油価格の上昇によりフィルム関係が第10次まで値上がりしています。金額的には前半期は46億円のアップ、後半期は65億円、今期112億円の値上がりを見込んでいます。転嫁については、前半期14億円、後半期は26億円(目標)と、全体で約3分の1を転嫁する計画を組んでいます。食品メーカーの商品値上げなどにより、前半期に比べ若干は転嫁を進めやすいかもしれませんが、なかなか厳しい状況です。単価ダウンは、前半期120億円、後半期120億円、年間では240億円で組んでいます。コストダウンのプラスがほぼ相殺されることになります。 |
以上
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