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決算説明会資料[2006年3月期(平成18年3月期)]

決算説明会 質疑応答(※章中では敬称を省略させていただいております。)
<業績全体について>
Q: コストダウン、単価下落、原材料価格の影響について、05年度の実績と06年度の見込みを教えてください。
A: コストダウンは実績が350億円、見込みは300億円です。単価下落は実績が350億円、見込みが300億円です。原材料価格の影響は実績が45億円、見込みは50億円です。
Q: デュポンフォトマスク社の買収や東京書籍の子会社化により、売上高と資産・負債が増加していますが、今後も企業買収などによる売上高の拡大をめざしていますか。
A: 現時点では、買収案件の予定はありません。印刷の事業領域のなかで良い案件があれば検討しますが、いずれにしても本業の発展を第一に考えています。負債に関しては、社債や有利子負債をバランスよく組み合わせていきます。
Q: 中間期でのセグメント別の営業利益予想と比較すると、情報・ネットワーク系と生活環境系が下回り、エレクトロニクスが予想を上回りましたが、その要因は何ですか。
A: 情報・ネットワーク系の営業利益は、商業印刷と出版印刷の受注が伸び悩み、計画を若干下回りました。生活環境系は、トッパン・コスモの利益が若干計画を下回りました。
エレクトロニクス系はカラーフィルタの単価減が計画よりも少なかったために、予想より増益となりました。
Q: 今期のセグメント別の予想では、情報・ネットワーク系が60億円の増益、エレクトロニクス系が20億円の減益となっていますが、その根拠を教えてください。
A: 情報・ネットワーク系は、ICカードなど高収益部門が大幅に伸びると予想していることと、コストダウンが増益に寄与します。
エレクトロニクス系の減益に関しては、三重第2工場の稼働にともない償却費負担が増加するためです。
Q: 先日発表した転換社債の発行に関して、社債の償還以外の資金に関しては、エレクトロニクス分野への投資を考えているとのことですが、その具体的な用途は決まっていますか?
A: 今回の資金調達に関しては、基本的には社債の償還用途として行っており、エレクトロニクス分野への投資の詳細は、現時点では決まっていません。
Q: 2006年3月期の決算では、持分法会社の寄与分が大きく増えていますが要因を教えてください。
A: 東洋インキ、日野オフセット印刷など、持分法各社の業績の向上によるものです。
<生活環境系について>
Q: 生活環境系の利益は、今期40億円弱の増益計画ですが、その内訳を教えてください。
A: パッケージ部門では、プラスチックフィルムの価格高騰を、JTから買収した子会社3社の統合による効果や、プリプレス部門の統合によるコストダウンによりカバーし、約20億円の増益を計画しています。産業資材部門も約20億円の増益です。
<情報・ネットワーク系について>
Q: 05年度の情報・ネットワーク系の第4四半期の売上・利益が、ほかの期に比べて大きく伸びている要因を教えてください。
A: 東京書籍の主な製品である教科書の売上が、第4四半期に集中したためです。
Q: 今期、情報・ネットワーク系の利益予想が、上期に比べ下期で高くなるのはどうしてですか。
A: 証券・カード部門での大型案件の受注が寄与するためです。
Q: ICカードの増収は今期どの程度を予想していますか?
A: 前期比40%増を予想しています。
Q: 印刷産業の出荷高は減少していますが、印刷物とネットとの融合が進む中で、今後の商印分野のマーケットの規模や、トッパンの方向性について教えてください。
A: 商業印刷物は、従来の紙への印刷だけにとどまらず、ネットとの融合の進展によって新たなる媒体の活用が進み、マーケットが拡大すると考えています。当社は、そうした新しい分野に積極的に対応することで、商業印刷分野のシェア拡大に努めていきます。
Q: 東京書籍を子会社にした経緯について教えてください。
A: 関連会社であった東京書籍には多数の株主がいますが、その分散化を危惧し、集約を図りたいと考えていたため、子会社化したものです。
<カラーフィルタについて>
Q: カラーフィルタは、今期どのくらい売上が増加するのかを教えてください。
A: 200億円の増加を予定しています。
Q: カラーフィルタの価格動向について、テレビ用、PCモニター用、中小型それぞれに関して、実績と今期の見方について教えてください。
A: PCモニター用途(G5)は厳しい価格動向です。テレビ用に関しては10%程度の単価ダウンを見込んでいます。小型の価格低下は数パーセント程度です。
Q: 今期は台湾の市場環境があまりよくないようですが、当初の計画と比較して足もとの状況をどのようにみていますか?
A: 台湾市場について、当初予定よりも厳しくみています。
Q: 台湾の需給改善はいつ頃を見込んでいますか?
A: 第3四半期(9月頃)からの需給改善を見込んでいます。
Q: インクジェット方式についてはどの程度開発が進んでいるのでしょうか?
A: 試作品をあるメーカーに納入し、テレビへの実装に昨年成功しています。その成果を受けて、まずはG6サイズでの量産化をめざし、研究開発を続けています。
<フォトマスクについて>
Q: フォトマスクの市場環境を考えると、海外に比べて国内と台湾で伸び悩んでいるように感じますが、今後の見通しについて教えてください。
A: フォトマスク全体としては好調ですが、国内・台湾ではやや苦戦していることは確かです。ワールドワイドに広がる拠点間の連携を深めて効率化を進め、品質を向上させることで、台湾でも二桁の成長をめざします。
<FCスクリーンについて>
Q: FCスクリーンは厳しい状況が続いていますが、リストラも視野にあるのでしょうか?
A: 材料費の大幅な削減につながる新工法の開発と、米国での材料調達により、シェアを100%に近づけることで、収益の改善を図りたいと考えています。

以上