電子ペーパーを商用化、世界で初めて量産供給を開始
2004年3月25日


凸版印刷株式会社
米国イー・インク社


 凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:足立直樹)と米国イー・インク社(本社:マサチューセッツ州ケンブリッジ市、社長:ラス・ウィルコックス)は、次世代ディスプレイとして注目されてきた電子ペーパーを商用化、量産供給を開始しました。
 凸版印刷と米国イー・インク社は、2001年5月の戦略的提携以降、電子ペーパーディスプレイの最も重要な基幹部品である前面板の共同開発に取り組んできました。
 このたび両社が開発した前面板が、ロイヤル フィリップス エレクトロニクス(本社:アムステルダム、NYSE: PHG、AEX: PHI)の電子ペーパーディスプレイに搭載され、同ディスプレイが、ソニー株式会社が4月下旬に発売予定のe-Book リーダー「LIBRIe(リブリエ)」に採用されました。これはE Ink電子ペーパーの量産第一号商品となります。
 
[E Ink電子ペーパーについて]
   電子ペーパーは、紙と電子ディスプレイの長所を併せ持った次世代の反射型表示媒体として注目されています。米国イー・インク社の開発したマイクロカプセル型電気泳動方式によるE Ink電子ペーパーは、携帯情報機器に適した以下の特長を持っています。

1.紙に近い見やすさ  180度に近い広い視野角と高いコントラストの反射型表示
2.画像保持性による超低消費電力 (単四型アルカリ乾電池4本で約10,000ページ表示可能※)
3.樹脂基材の使用による薄型・軽量化 (本体重量約190g、乾電池・カバーを含む重量約300g※)

上記※はいずれもソニー「LIBRIe(リブリエ)」仕様
 
[仕様概要]
  ソニー「LIBRIe(リブリエ)」向け電子ペーパーディスプレイ

画面サイズ(対角):6インチ
解像度:SVGA(約170ppi)
階調数:四階調グレースケール
表示原理 :反射型マイクロカプセル型電気泳動方式
駆動方式 :アクティブマトリクス方式

以  上
 
■米国イー・インク社について
  (URL)http://www.eink.com
 米国イー・インク社(米国マサチューセッツ州ケンブリッジ市、社長:ラス・ウィルコックス)の電子ペーパーは、紙のような外観、形状、使いやすさを実現し、自由度の高いデザイン、柔軟な製造方法、究極の読みやすさと携帯性を提供します。現在、高解像度アクティブマトリクスディスプレイと、セグメント型ディスプレイの二つの製品プラットフォームにおいて、携帯情報機器、ウェラブル、交通機関向け等の電子ペーパーの開発が進んでいます。1997年設立、未公開企業。
 出資者や戦略的パートナーは凸版印刷、Philips Electronics、The Hearst Corporation、CNI Ventures, a division of Gannett Co., Inc、Air Products and Chemicals, Inc.、Vossloh Information Technologies、Motorola, Inc等。