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TOPPAN株式会社

部門を横断した取り組み!SX推進リーダー1期生対談

SX推進リーダー対談

SX推進の旗振り役として活躍!

TOPPANでは、“Digital&Sustainable Transformation(DX&SX)”をキーコンセプトに、ワールドワイドで社会課題を解決するリーディングカンパニーとして、持続可能な社会の実現を目指しています。これらの活動を加速し、クライアントへのSXに関する提案を率先して行うことのできる人財育成を目的として「SX推進リーダー」を選出しています。
本コラムでは計5名のSX推進リーダー1期生のメンバーに、1年間の活動を通じた振り返りや今後の展望を聞きました。
 
SX=sustainable transformationの略
 
(上段左から)
浜野太暉 / 2020年入社 / 食品メーカーの外勤営業
相田耕作 / 2018年入社 / 乳業メーカーの外勤営業
大嶋孝明 / 2017年入社 / 流通グループの外勤営業
(下段左から)
定金寛 / 2017年入社 / 飲料メーカーの外勤営業
藤原奈歩 / 2018年入社 / トイレタリーメーカーの外勤営業
 
※所属は2024年3月時点

SX推進リーダーになることへの期待と不安

本日はお集まりいただきありがとうございます。皆さんはSX推進リーダー1期生ですが、選出された際はどのように感じていましたか?また、活動の中では特にどのようなことを心がけていましたか?

相田: 正直なところ、最初は自分の知識でついていけるか不安でした。月1回のペースで行う意見交換の場で得た、自分が知らない他部署のSX提案や施策については、所属部署内のメンバーに共有するようにしていました。

浜野: 食品業界のお客さまをメインで担当しているのですが、SX推進には、価格とサステナビリティの両立など様々な課題があります。その反面、選出されたからには他のSX推進リーダーとの情報連携や業界を越えた展開を心掛けるよう日々意識していました。

藤原: 所属部署で唯一のリーダーに選んでいただき、とても光栄なことだと思いました。わたしたちの部署では日頃から積極的にSX提案を推進していたので、SX推進リーダーとしての活動を自身の業務に活かしつつ、部署全体にSXの輪が広がるよう心がけていました。

定金: 選出いただいた際は感謝の気持ちでいっぱいでした。このような機会は中々ないので、少しでも所属部署のメンバーの役に立てればと思い活動していました。

大嶋: 普段の営業活動でもSXは注力して取り組んでいるテーマのため、選出していただき嬉しかったです。所属部署の代表として、自身や周りのメンバーが取り組んでいるSX活動を他のSX推進リーダーへ発信するように心がけていました。

活動を通じて印象に残っていること

月1回の意見交換の場では、環境関連の情報インプットだけではなく、企画書の作成なども行ったそうですが、特に印象に残っている活動はありますか?

相田: パッケージの環境対応に特化し、LCA(※)試算なども網羅した提案資料の作成です。他業界のSX提案内容にも触れられて、とても勉強になりました。

※LCAは、原材料(資源採取から原材料製造)から製品の製造・使用・リサイクル・廃棄など、製品のライフサイクル全体にわたって、投入する資源や排出する環境負荷を定量的に評価する仕組みです。TOPPANでは、パッケージのライフサイクルにおけるCO₂排出量を対象に定量評価を行っています。

定金:  「SMARTS™展」(※)で展示したパネル作成です。私のアイデアがパネルとして実際に展示され、多くの人に届いたことで、展示に少しでも関われたことが嬉しかったです。

 ※「SMARTS™(スマーツ)」は、パッケージを起点としたTOPPANグループのサステナブルブランドです。2024年3月11日(月)から3月22日(金)に、SMARTS™ブランドを体現する実績や新たな取り組みをお客さまへ紹介する特別企画展を秋葉原の展示ルームL・IF・Eで開催しました。

大嶋: 外部展示会や「SMARTS™展」での展示内容へのアイデア出しや資料作成です。SX推進リーダーとしての活動の中でインプットしてきた知識や視点を活かし、多くの方が来場される対外的な活動に反映でき、嬉しく感じたことを覚えています。

藤原:  私も皆さんと同様に、「SMARTS™展」用の資料作成が印象に残っています。これまでは担当するトイレタリー業界に焦点を当てた提案を資料にまとめることが多かったですが、多種多様なお客さまの目に触れる展示会を通じて、より汎用的で実践しやすい案件を考えることで自身の視野も広がりました。

担当業界の異なる営業間の交流の場としての学び

他の業界を担当する営業同士での意見交換の場があったことは、どのように感じていましたか?

浜野: 業界が異なっていても、「持続可能な社会の実現」のためにTOPPANとして支援できることが多々あるんだと改めて実感しました。

大嶋: 他業界でのSX提案やトレンドの話を聞くことができ、とても刺激になりました。自身の視野を広げる良い機会であったと感じています。

定金: 私にとってはかなり新鮮でした。中部地区の営業として入社し、3年目にパッケージ営業として異動してからはずっと同じ業界担当だったので、他の業界担当のSX推進リーダーと意見交換できたことはとても良い経験でした。

活動の波及効果

皆さん自身の中でも様々な気付きや変化に加え、部署内でどのような効果がありましたか?

藤原: SMARTS™︎を軸に、その考え方に則った提案活動が部署内で広がっていったと思います。また、その活動の甲斐もあってSX推進サプライヤーとして、お客さまとより強固な信頼関係を築くことができたと思います。

相田: これまで以上に「SX提案」という言葉を部署内で耳にする事が多くなった気がします。

浜野: すぐの実績化ができなくても、「SMARTS™︎の提案は必ず実行しよう!」という営業がとても増えました。

1期生から2期生へのメッセージ

2024年度からは新たなメンバーが2期生として活動を始めています。初年度SX推進リーダーを務めた皆さんが今後挑戦していきたいことや、2期生のみなさんに向けたメッセージをお願いします。

大嶋: SXは今後ますます重要になるテーマだと思います。1期生として自身の提案活動への注力・実績化はもちろん、社内での活動拡大にも引き続き取り組んでいきたいです。
今振り返ってみると、初年度ということでまだ探り探りの部分もあったのではないかと思います。2期生の皆さんには、昨年の活動実績を参考に更に進化させた取り組みをしてもらえると嬉しいです。自身はもちろんTOPPAN全体にとってプラスになる意義のある活動だと思いますので、是非頑張ってください!

浜野: SMARTS™の武器は様々ありますが、得意先目線で物事を考え、TOPPANよがりの提案にならないことを今後も意識して営業活動を実施していきたいです。2期生の皆さんは通常業務との両立は大変ですが、必ず自分の糧となるため、是非頑張ってください!ファイティン!

相田:  環境配慮への課題感をしっかりとヒアリングし、お客さまの課題解決に繋がるよう頑張りたいです。2期生の皆さんには、最初は企画書の作成や情報収集など業務内容が増えて大変かもしれませんが挫けず頑張って頂きたいです!

藤原: 今後SXの考え方は社会で当たり前になっていくと思います。お客さまとその先にいる消費者にとってTOPPAN=SX推進企業として認識されるために、得意先の窓口となる我々営業が率先してSXを推進していく必要があると思うので、SMARTS™というTOPPAN独自の強みを活かし、SX推進企業としての価値をより高めていきたいと思います。
2期生の皆さんは非常に意識の高いメンバーだと思っています。リーダーの活動は自身の成長にもつながるとても有意義な活動ですので、ぜひ積極的に参加し今後のTOPPANを盛り上げてください!

定金: 営業として環境配慮への意識を持ち、お客さまのバリューチェーン全体に寄り添った提案を行うだけでなく、各部署との連携やSX推進リーダー1期生として本部のフォローもしつつ実績作りをしていきます。2期生の皆さんは1期生よりはるかに優秀だと思いますので、1期生と同じことをやるのではなく、プラスアルファで取り組んでいただけるよう頑張ってもらいたいです。一緒に頑張りましょう!

パッケージを起点としたトータルソリューション「SMARTS™(スマーツ)」

わたしたちは、お客さまのバリューチェーンに沿ったご支援をつづけてまいります。そして、TOPPANの「SMARTS™」にもとづく多彩なソリューションで、ステークホルダーの皆さまとともに持続可能な社会の実現に貢献していきます。

TOPPANはパッケージに関する、
さまざまな課題にお応えします。
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