フードロス削減に貢献する、紙と“GL BARRIER”でできたスキンパック用トレー
スターゼン株式会社様はSDGsの取り組みの一つとして、精肉の賞味期限延長によるフードロス削減への貢献を目指されています。そのような中、海外において主流となりつつあるスキンパック包装の導入を検討されていました。スキンパック用のフィルムとTOPPANの透明バリアフィルム“GL BARRIER”によってバリア性を付与した紙製トレーを組み合わせた「グリーンフラット」をご提案し、「デザイン印刷による差別化」と「プラスチック使用量削減」の目的に合致したことで、ご採用いただきました。
「グリーンフラット」は、完全密封されることによるドリップ抑制と、“GL BARRIER”による酸素・水分からの内容物保護により、食品の鮮度保持・賞味期限延長を可能にします。スターゼン株式会社様の精肉製品では、一般的な包装時の賞味期限が「4日」であったのに対し、「グリーンフラット」の採用により、「11日以上」という大幅な賞味期限延長を実現しました。これにより、消費者による「精肉の買い置き」が可能となり、フードロス削減への貢献を実現しています。
なお、当製品は「第60回2021年ジャパンパッケージングコンペティション(JPC)」にて「一般社団法人日本印刷産業連合会会長賞」を受賞しました。
「店頭訴求」と「環境配慮」の魅力をあわせもつ、新しいパッケージ
スキンパック包装は内容物を完全に密封・真空パックできるためドリップ漏れの心配がなく、店頭で「吊り下げ陳列」が可能となり、陳列時の坪効率を高めることができます。紙製トレーへのデザイン印刷を組み合わせることで店頭訴求力をアップさせることも可能です。
また、紙製トレーを利用していることから、一般的なプラスチックトレーと比較してプラスチック使用量を約15%削減することも可能です。「グリーンフラット」は、「店頭訴求」と「環境配慮」の両方の魅力をあわせもつ、新しいパッケージの形の実現に貢献します。