採用事例 Works

株式会社J-オイルミルズ様

紙パック容器採用による環境適性に優れた油脂容器

J-オイルミルズEP-PAK

地球環境と使用性に
配慮した紙パックの油!
スマートグリーンパック®

EP-PAKを活用した食用油では珍しい紙パック容器

株式会社J-オイルミルズ様は企業理念体系において「Joy for Life®で-食未来によろこびを-」を目指すべき未来(ビジョン)として掲げられており、多様化するニーズに応え、日本の食文化を支える製油業界のリーディングカンパニーです。コミュニケーションブランドとして「JOYL」を導入し、「おいしさ×健康×低負荷」を具体化した製品の導入を推進されており、「おいしさデザイン®」で「食べる」よろこびと「つくる」よろこびを社会に提供するとともに、健康や環境、食資源などの諸課題にも取り組んでいらっしゃいます。この度、さらさら®キャノーラ油など人気の食用油にてプラスチック容器から紙パック容器化への仕様変更に伴い、TOPPANのEP-PAKを採用いただきました。

高いバリア性のある紙パック容器による優れた品質保持と環境への配慮

 J-オイルミルズ様は優先して取り組む重要課題の一つに「環境負荷の抑制」を定め、プラスチック廃棄物やごみの量(容積)の削減、CO₂排出量の削減に取り組んでおられます。その中でこれまでプラスチック容器に入っていた油脂商品に対し、より環境にやさしい紙パッケージ化への変更を検討されておられました。今回ご採用いただいたTOPPANの紙パック容器EP-PAKでは、素材に紙と高いバリア性をもつGL BARRIERを使用した5層構造にすることで品質劣化の原因となる酸素と光をしっかりとガード。酸素バリア性と遮光性に優れた素材を容器に使用することで、一部商品は同容量帯プラスチック容器と比較して2倍の賞味期間(製造日から1年間→2年間※1)を実現しました。また、従来のペットボトル容器と比較してプラスチック使用量を約60%以上削減することに成功(※2)。製造から廃棄に至るまでに排出される二酸化炭素も、同じく従来のペットボトル容器と比較して26%以上抑えることができました(※2)。

当商品は、2022日本パッケージングコンテスト(主催 公益社団法人日本包装技術協会)において「食品包装部門賞」を受賞しました。

使いやすさへの配慮のため工夫を凝らしたパッケージ

 本商品は使いやすさに配慮してパッケージの構造にもこだわりがあります。キャップの構造は油がたれにくく、用途に応じて注ぐ量を変えられるダブル構造のキャップです。さらに容器の側面2か所にエンボス加工(凸凹加工)を施した「持つ位置ガイド」を入れることで持ちやすくなっています。廃棄性にも配慮しており、「折りたたみ線」を入れることでたたみやすい構造になっています。

 
 
※1 JOYL「AJINOMOTOさらさらキャノーラ油」700gスマートグリーンパック®、JOYL「AJINOMOTOこめ油」700gスマートグリーンパック®の2商品
※2 いずれもJ-オイルミルズ様計算。従来のプラスチック製の同容量帯容器と比較した場合

お客さまの声

株式会社J-オイルミルズ 油脂事業統括部 家庭用事業部 宮﨑 朋江様

以前からボトルの軽量化等でプラスチック削減に取り組んでいましたが、さらなるプラスチック削減を目指し、新たに紙パックを採用させていただきました。
環境配慮面に加え、キャップの利便性や使用後小さくたたんで廃棄できることも高く評価いただいています。一緒に開発に取り組んでいただきましたスタッフの皆さまに感謝いたします。プラスチックボトルや瓶が主流の食用油ですが、スマートグリーンパック®シリーズにて食用油の低負荷に貢献していきたいです。

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