採用事例 Works

クラシエホームプロダクツ様

業界初!紙製スタンディングパウチを使ったヘアオイル詰め替え容器

プロスタイル詰め替え用パウチ

紙素材の活用でプラスチック使用量を削減

初の紙製スタンディングパウチの採用

クラシエグループ様は2018年に「人を想いつづけるクラシエが取り組む3つの重点領域」を定められ、2021年から2030年までに実現する世界共通の目標「持続可能な開発目標(SDGs)」への貢献等を見据えた、中期経営計画サステナビリティ目標を策定、社会課題の解決に事業を通じて貢献することを目指して活動を推進されています。
今回、同グループのクラシエホームプロダクツ様から、パッケージにおいて、環境配慮の新たな取り組みができないかとのお声がけをいただき、当時はまだ開発段階の紙製スタンディングパウチをご紹介いたしました。
プラスチック使用量の削減とサステナブル素材の使用による環境配慮に加えて、紙素材が与える「質感・風合いの良さ」が製品コンセプトとマッチしたことから、同社の新製品のヘアオイル「プロスタイル ニュアンスメイクオイル 詰替用」にご採用いただきました。

「紙製スタンディングパウチ」の特長

紙素材の活用により、プラスチックの使用量を削減  

紙の使用、プラスチックフィルムの薄肉化、水性フレキソ印刷(溶剤をほとんど含まない水性インキを使用した印刷)の活用により、一般的なプラスチックフィルムを使用したスタンディングパウチと比較して、プラスチック使用量を約39%削減※1。包材製造時のCO₂排出量を約23%削減※2できます。
併せて内容物のヘアオイルにも耐えられる材質構成を実現しました。なお、紙の重量が包装材全体の中で最も大きいため、「紙製容器包装」に分類され、「紙マーク」表記となります。
※1 当社調べ。プラスチックを使用したラミネート包材との比較。
※2 当社算定。プラスチックを使用したラミネート包材との比較。CO₂排出量の算定範囲はパッケージに関わる①原料の調達・製造、②製造、③輸送、④リサイクル・廃棄。


注ぎやすい口元の形状

詰め替え時にこぼれにくくするために、対象ボトルの口径にあわせて、口元の細いパウチ形状を設計。口元をボトルに差し込んで安定して詰め替えることが可能です。また、紙の特性を活かした直線エンボス形状を採用。口元が立体的に折れ、エンボスに沿って膨らむことで、ボトルに差し込みやすく注ぎやすい形状を実現しました。
TOPPANでは環境に配慮した素材を用いたパッケージ等をご提案いたします。ぜひお問い合わせください。

お客さまの声

クラシエホームプロダクツ株式会社様

プロスタイルは、確かなスタイリング・髪質ケア技術で、お客様を心地良い素の自分へ導くヘアスタイリングブランドです。また、「プロフェッショナル」「スタイリッシュ」「ウェルカミング」の3つの言葉に基づき、確かなプロの処方、使いやすさを兼ね備えたスタイリッシュさ、お客様の生活に心地良さを提供していきたいと考えています。
その中で、今回プラスチック使用量の削減とサステナブル素材の使用により環境負荷を減らしたいという想いと紙素材が与える「質感・風合いの良さ」から、紙製スタンディングパウチを使ったヘアオイル詰め替え容器を開発致しました。これからも、様々なブランドを通じてサステナブルな価値を提案してまいります。

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