採用事例 Works

株式会社宇治園様

宇治園のお茶「うまいシリーズ」にGL BARRIERを採用

宇治園様採用事例

アルミ箔不使用でも品質保持を実現。GL BARRIER採用で、環境にやさしいパッケージへ。

サステナブルな社会の実現を目指し、主力商品のパッケージにGL BARRIERを採用

北海道の老舗茶舗・宇治園様は、環境への配慮を目的に、2023年9月より主力商品のリーフ製品やティーバッグ、顆粒タイプの「うまい」シリーズのパッケージ構成を順次見直し、従来のアルミ箔構成を変更し、TOPPANの透明バリアフィルム「GL BARRIER」を採用しました。
これにより、お茶の品質をしっかり守る高いバリア性を維持しつつ、地球環境に配慮した商品づくりを加速しています。

ハイバリア性が求められるお茶製品で、環境負荷の低減を実現したい

お茶関連製品は、酸素や湿気、光に弱く、品質を保持するために高いバリア性を持つパッケージが不可欠です。従来はアルミ箔を使用した構成が一般的でしたが、CO₂排出量が多いなど環境負荷が高いことが課題となっていました。そのため、宇治園様では品質を維持しながら環境にやさしい素材への転換を模索していました。

ハイバリア性と環境配慮を両立するGL BARRIER

GL BARRIERは、TOPPANが独自開発した透明バリアフィルムで、水蒸気や酸素、香りなどに対する高いバリア性を持つフィルムです。今回、光に弱いお茶製品の特性に合わせて遮光性の高いアルミ蒸着PETフィルム「GL-ME-RC」を使用したパッケージを採用頂きました。
「GL-ME-RC」を活用することにより、パッケージのアルミ箔代替を実現、製品の品質を保ちながら、環境に配慮したパッケージへ切り替えることが可能になりました。

品質を守りながら、軽量化とCO₂排出量削減を実現

GL BARRIER構成に切り替えたことで、「うまいシリーズ」では一般的なアルミ構成の包材と比較して、1枚当たり当社比で約16%~28%の軽量化を実現し、温室効果ガス排出量(CO₂換算排出量)を年間約7トン削減(※1)することを見込んでいます。
今後も宇治園様では、製造・販売する製品の包装資材を順次GL BARRIER構成に切り替え、サステナブルな商品づくりをさらに推進していく方針です。
 
(※1):CO₂排出量の算定範囲は、パッケージに関わる1.原料の調達・製造、2.包材の製造、3.輸送、4.リサイクル・廃棄(TOPPAN、宇治園算定)。23年度の生産量を元にした推定値
 

お客さまの声

株式会社宇治園 専務取締役 堀様

宇治園では2023年から主力商品の「うまいシリーズ」などを中心に包材の見直しを進め、アルミの使用量削減やパッケージの軽量化に取り組んでいます。
今回、トッパンの高性能バリアフィルム「GL BARRIER」を採用したことで、アルミを使わずお茶の品質を保ちながら環境への配慮も実現できました。
さらに、包材の形状をチャック付きのスタンディングパウチに変更し、お客様にとってもより使いやすい仕様にしました。宇治園では、お茶だけでなくパッケージにもこだわり、環境配慮と利便性の両立を目指しています。
今後も、環境への影響を考慮した資材の選択により、サステナブルな社会の実現に貢献してまいります。
 

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