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オリジナルレポート

TOPPANオリジナルの『サステナブル』に関する生活者意識調査の一部を公開!(第7号)

TOPPANでは、コロナ禍以降時代が大きく変わる中で、パッケージで解決できる社会課題の一つ、「サステナブル」に特化した分析を行うオリジナルレポート『サステナブル研究所』を2021年以降、定期的に編集。2024年8月に第7号を発刊しました。

「サステナブル研究所」の発行を重ねる中で、「サステナブル」は、
環境にいいことを求める一元的な意識ではなく、世代ごとに価値観や消費意識が細分化していると感じています。
そこで、第7号は「行動・習慣化を生むサステナブルとは?」をテーマに、世代間の消費意識の違いを探る「調査編」と、世代別の価値観を捉え、共感を得るアプローチ事例をまとめた「トレンド編」の2部構成で作成しました。今回は、その「調査編」の中から一部内容をご紹介します。

また、バックナンバー第3号~第5号も同様に「調査編」の一部をご紹介します。
■第6号(2024年2月発行)計108ページ
 テーマ「より共感されるサステナブル
第6号『サステナブル研究所』の一部ご紹介はこちら→
■第5号(2023年8月発刊)計129ページ
 テーマ「多様化・細分化するサステナブルとは?
第5号『サステナブル研究所』の一部ご紹介はこちら→
■第4号(2023年2月発刊)計104ページ
 テーマ「より選ばれる・優先されるサステナブルとは?
第4号『サステナブル研究所』の一部ご紹介はこちら→
■第3号(2022年7月発刊)計84ページ
 テーマ「トライアル・継続につながるサステナブルとは?
第3号『サステナブル研究所』の一部ご紹介はこちら→

「サステナブル研究所~調査編~」
一部トピックス抜粋

■環境・エコについて、関心ありが約5割。
『Z世代』『シニア世代』の関心の高さが継続。
■「環境・エコに配慮した商品」購入のきっかけは、若年層は『SNS/友人・知人/学校』などの情報源を重視。
一方、上の年代は使い勝手の良さなど『使用性』を重視。
■分別・リサイクルのための行動は、“ 廃棄時のアクション”の実施率が約8割。一方、“回収アクション”はややハードルが高い傾向。
生活者の負担を減らす習慣化がカギ。
■企業が自主的に使用後のパッケージ回収を行っている商品は、全体的にポジティブな評価。中でも「購入意向にもつながる」傾向が上昇し、6割に。

環境・エコについて、関心ありが約5割。
『Z世代』『シニア世代』の関心の高さが継続。

環境・エコに興味のある人は、「とても関心がある」11%、「やや関心がある」42%で、関心あり計は54%となっています。

第5号(23年6月調査)では56%。第6号(23年12月調査)では53% となっており、環境にいいことが、特別な関心ごとではなく、当たり前になってきているとも推察されます。

世代別に関心あり計をみると、『シニア世代』が63%と関心が高く、「とても関心があり」のみでみると『Z世代』16%『シニア世代』12%となり、『Z世代』がトップになります。
第6号に続き、『シニア世代』と、『Z世代の一部』からの環境・エコへの意識の高い傾向が続いています。
第6号『サステナブル研究所』の一部ご紹介はこちら→ 第5号『サステナブル研究所』の一部ご紹介はこちら→

「環境・エコに配慮した商品」購入のきっかけは、
若年層は『SNS/友人・知人/学校』などの情報源を重視。一方、上の年代は使い勝手の良さなど『使用性』を重視。

「環境・エコに配慮した商品」の購入きっかけは「店頭で目に留まったので」が34%で最も高く、次いで「ゴミがでない/持ち運びが簡単など使い勝手の良さを感じたので」が30%で続きます。
「環境問題に貢献したいと思ったので」は23%で3位となっています。

世代別にみると、「学校やセミナーで環境問題の重要性を学んだので」や「SNS」「友人・知人・家族」からの情報は若年世代で高い傾向があります。
一方、高齢者層では「ゴミがでない/持ち運びが簡単など使い勝手の良さを感じたので」が約4割と他世代と比較して高くなっています。

分別・リサイクルのための行動は、“ 廃棄時のアクション”の実施率が約8割。一方、“回収アクション”はややハードルが高い傾向。生活者の負担を減らす習慣化がカギ。

TOPPANは、パッケージの資源循環を目指し、使用後のパッケージ回収に関する取り組みを実施しています。
今回、使用後のパッケージの回収についての実態を把握するうえで、まず、家庭での分別・リサイクルのために実施している行動の実施率を調査しました。
TOPPANの「パッケージの資源循環」はこちら→

分別やリサイクルのために実施していることの実施計は、「素材ごとに分別する」「シュリンクやラベル(シール)をはがす」「中を洗う」「できるだけ小さく圧縮」など“廃棄時のアクション”が8割前後と高い結果になりました。
次いで、「分別・リサイクルしやすい素材のパッケージを選んで買う」68%、「分別の必要のない商品・パッケージを買う(ラベルレスなど)」66%と続きます。

また、『特に負担に感じずに実施している』だけで比較すると、「分別の必要のない商品・パッケージを買う(ラベルレスなど)」が43%と最も高い結果になりました。
いずれの行動についても、9割以上が実施したほうがよいと肯定的に捉えていることが分かります。

企業が自主的に使用後のパッケージ回収を行っている商品は、全体的にポジティブな評価。中でも「購入意向にもつながる」傾向が上昇し、6割に。

企業が自主的に使用後のパッケージ回収を行っている商品についての印象を調査しました。

「好感が持てる」「環境に配慮された商品・パッケージだと感じる」のあてはまる計が78%と高い結果になりました。
次いで「対象の商品に興味を持つ」「簡単に取り組めそう・気軽に取り組めそうだと感じる」「対象の商品を積極的に購入したい」が6割台で、全体的に高評価となっています。

また、同一の調査を実施した第3号(22年6月実施)と比較すると、「対象の商品を積極的に購入したい」が48%⇒62%に推移しており、生活者の購入意識の変化があったことが確認できます。

「調査編」のご紹介は以上になります。

調査概要

・調査目的 :世代ごとの環境意識とニーズの実態把握
・調査対象 :600名(全国の16~69歳の男女)
・調査地域 :全国
・調査方法 :インターネットリサーチ
・調査時期 :2024年6月28日(金)~6月30日(日)
・調査主体 :TOPPAN株式会社

本調査における世代の定義

Z世代 16~25歳(1998年~2008年生まれ)
ミレニアル世代 26~35歳(1988~1997年生まれ)
ジェネレーションY 36~45歳(1978年~1987年生まれ)
X世代 46~55歳(1968年~1977年生まれ)
シニア世代 56~69歳(1956年~1967年生まれ)

「サステナブル研究所レポート」とは?

TOPPANオリジナルレポート『サステナブル研究所』は、今回、データの一部をご紹介させていただいた「調査編」と、売れるサステナブル表現や施策のヒントとなる他社のケーススタディをまとめた「トレンド編」の2部構成です。
フルレポートの資料提供+ウェビナー1回をセットとした有料レポートです。
『サステナブル研究所』の詳細はこちら

【『サステナブル研究所』一覧】
■第7号(2024年8月発行)計122ページ
 テーマ「行動・習慣化を生むサステナブルとは?
■第6号(2024年2月発行)計108ページ
 テーマ「より共感されるサステナブル
第6号『サステナブル研究所』の一部ご紹介はこちら
■第5号(2023年8月発刊)計129ページ
 テーマ「多様化・細分化するサステナブルとは?
第5号『サステナブル研究所』の一部ご紹介はこちら
■第4号(2023年2月発刊)計104ページ
 テーマ「より選ばれる・優先されるサステナブルとは?
第4号『サステナブル研究所』の一部ご紹介はこちら
■第3号(2022年7月発刊)計84ページ
 テーマ「トライアル・継続につながるサステナブルとは?
第3号『サステナブル研究所』の一部ご紹介はこちら
■第2号(2022年2月発刊)計102ページ
 テーマ「伝わるサステナブルパッケージ
■第1号(2021年7月発刊)計116ページ
 テーマ「サステナブルなパッケージ

・「サステナブル研究所」レポートご購入のご検討(第1号~第6号)
・売れるサステナブルな商品づくりや、施策検討のご相談
などは、
こちらからお問い合わせください。

TOPPANは“Digital&Sustainable Transformation(DX&SX)”をキーコンセプトに、ワールドワイドで社会課題を解決するリーディングカンパニーとして、持続可能な社会の実現を目指しています。
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