エンジニアリング事業情報

修理

PLC、モータードライバ、インバータ等の制御機器やモーター等の駆動機器、パソコン、タッチパネル、基板類、その他様々な設備機器の修理を承ります。

生産中止品の調達

生産中止品の市場在庫調査及び調達を承ります。

設備保全コンサルティング

機器の故障原因の凡そ60%は有寿命部品の消耗や劣化によるものです。
設備の長期安定稼動、並びに修繕費低減のため最適な保全プランをご提案致します。

事後保全と予知・予防保全の違い

故障原因部品の割合(2013年度~2019年度 実績)

保全プラン

①オーバーホール

計画的にオーバーホールを行うことで機器の寿命を延ばし設備を長期間安定稼働させることができます。
下図のように設備に使用されている機器は経過時間に伴い故障率が変化していきます。
摩耗故障期に至る前に消耗、劣化した部品を交換することで、安定稼働の期間を延ばすことができます。

機器の時間経過に伴う故障率の変化

  • 初期故障期・・・
    使用開始直後は製造上の欠陥等による故障が発生する可能性があります。
    これは時間と共に減少していきます。
  • 偶発故障期・・・
    初期故障期を過ぎて安定稼働に至りますが偶発的な故障は発生します。
  • 摩耗故障期・・・
    一定期間経過後、部品の消耗や劣化による故障が発生します。
    これは時間と共に減少していきます。

②設備診断

計測器を使用し漏電量やノイズレベルを計測することで機器の健全性を把握することができます。

主要計測器

機器名称 用途
テスター 電圧/電流/抵抗の測定
クランプメーター 電流の測定(回路を切断する必要がない)
絶縁抵抗計 絶縁抵抗の測定
漏電テスター 漏電電流の測定
漏電遮断器テスター 漏電遮断器の動作時間/感電電流の測定
オシロスコープ 電気信号の時間的変化の計測
データロガー センサーより収集した各種データの計測と保管
サーモグラフィカメラ 温度の測定

③IoT(IoP)

IoTデバイスを使用し設備や機器の健全性をリアルタイムに把握することができます。故障の予兆を検知することで故障する前に状況に応じた対応策を講じることができます。

生産設備のIoT化イメージ

システム製作

ハードウェア設計(回路設計、基板設計)、ソフトウェア設計(アプリケーションソフト)機械設計、PLC制御技術、マイコン制御技術等を活かしたモノづくりを承ります。

制作事例
  • DPS(デジタルピッキングシステム)

  • マッピングDPS

  • エイジング検査装置
    (高温多湿環境下での負荷検査装置)

  • AOI(自動光学検査装置)