TITLE _網点でどこまで
表現の幅は広がるか
初めてシルクスクリーンを知ったころ、色が重なり合って写真を再現することに魅せられた記憶があります。仕事を始めてからも、色のかけ合わせに限りない喜びを感じてきました。そこで今回、僕が大いなる宇宙を感じる網点の世界にトライします。デザインの力を利用せずに、印刷物を構成する網点という要素を使ってどこまで表現の幅が広がるのかに挑戦してみます。
Creator:秋田 寛 Akita Kan
Printing Director:尾河 由樹 Ogawa Yuki
秋田 寛AKITA KAN
1958-2012/アートディレクター/東京造形大学ビジュアルデザイン科卒業。田中一光デザイン室を経て、1991年アキタ・デザイン・カンを設立。企業のブランディングや広告、文化関連のグラフィックデザインをはじめ、ブックデザイン、サイン計画などを手がけた。主な仕事に、ISSEY MIYAKE、TOTOのグラフィックデザイン、箱根ラリック美術館、PARK HYATT SEOULのサイン計画、モリサワフォント・パッケージなどがある。JAGDA新人賞、東京ADC原弘賞、日本パッケージデザイン大賞銀賞、ニューヨークADC銀賞ほか国内外で受賞多数。(書籍「GRAPHIC TRIAL」2015より)
2015年9月25日時点
2015年9月25日時点