TITLE _蛍光インキによる
パステル表現の可能性
学生時代から機会があるたびに利用してきた蛍光インキと黒を組み合わせ、輝きを感じる表現の可能性を探ってみました。モチーフは、私が好きでずっとコレクションしている「きいちのぬりえ」です。日本的なものとアメリカ文化のポップさと印刷のメカニズムが理想的な形で実現されている蔦谷喜一の絵をモチーフに、「かがやく少女」という作品を作りました。
Creator:佐藤 晃一 Sato Koichi
Printing Director:金子 雅一 Kaneko Masakazu
佐藤 晃一SATO KOICHI
1944-2016/グラフィックデザイナー、多摩美術大学名誉教授/東京芸術大学美術学部工芸科ビジュアルデザイン専攻卒業。㈱資生堂宣伝部を経て、1971年よりフリーランス。「超東洋的」と評される独自の表現で知られるが、近年はそれにとらわれない自由な表現を展開している。東京ADC最高賞、毎日デザイン賞、芸術選奨文部大臣新人賞、ニューヨーク近代美術館ポスターコンペ第一席をはじめ、ブルノ、ヘルシンキ、ドイツ、ソフィア、ワルシャワ、メキシコ、モスクワ、ラハティ、トヤマなどの国際ポスターコンクールで受賞。ポスターは世界17都市の美術館にコレクションされている。(書籍「GRAPHIC TRIAL」2015より)
2015年9月25日時点
2015年9月25日時点