TITLE _REMARKS ON BLUE
日本には青をめぐる伝統色が数多く存在する。藍染めや有田焼、江戸切子といった伝統工芸や技法があり、印刷にはシアンという基本色がある。100段階の青の曼荼羅というかたちによって、青の強さとその奥深い世界を探った。
Creator:野老 朝雄 Tokolo Asao
Printing Director:須江 啓一 Sue Keiichi
野老 朝雄TOKOLO ASAO
美術家/幼少時より建築を学び、江頭慎に師事。2001年9月11日より「つなげる事」をテーマに紋様の制作を始め、美術、建築、デザインの境界領域で活動を続ける。単純な幾何学原理に基づいて定規やコンパスで再現可能な紋と紋様の制作や、同様の原理を応用した立体物の設計/制作も行っている。主な作品に、大名古屋ビルヂング下層部ファサードガラスパターン、東京2020オリンピック・パラリンピックエンブレム、大手町パークビルディングのための屋外彫刻作品などがある。(「GRAPHIC TRIAL 2020」展覧会図録より)
2021年4月23日時点
2021年4月23日時点