省エネ行動の意義、
経済的メリットなどの
普及啓発

[課題背景]

2050年までのゼロカーボンの実現に向け、道内各地において太陽光発電や風力発電などの新エネルギーを最大限に活用することが必要ですが、地域において新エネルギーを効果的に活用するためには、省エネルギーの取り組みと連動させて進めることが重要であり、地域の住民や事業者に対し、省エネルギー意識の定着と実践を促すことが必要でした。

[事業概要]

省エネ行動の意義、経済的メリットなどの普及啓発を行い、事業者や家庭での取り組みを促すセミナーを道内6ヵ所（札幌市・旭川市・函館市・北見市・帯広市・釧路市）で開催するとともに、節電・省エネの具体的な取り組みを促進する内容のリーフレットを作成しました。また、事業者に対して、生産性の向上に向けたICTの活用や省力化の動きを踏まえ、省エネルギー型の機械や機器の導入、作業工程の効率化等を促すガイドブックを作成しました。

[具体的な取り組み]

• 省エネセミナーの企画・運営・集客

  一般向け・事業者向けそれぞれの、セミナープログラムの企画・運営、講師招聘、会場確保、参加者募集を行いました。より広く浸透させるため、オンライン視聴や冊子とのQR連携等も実施しました。
  
  ・一般向けセミナー
  「共感と体感」をキーワードに、実践的な講師による講義やゲーム・ワークショップ等、わかりやすく楽しく学べるスタイルで実施しました。
  
  ・事業者向けセミナー
  専門家による講座や、省エネ対策の事例紹介、国の補助金制度の説明等を実施。さらに相談コーナーも設置しました。
  
  ・リーフレットと事業者向けガイドブックの作成
  市民と事業者へ「わかりやすさ」を優先し、行動喚起につながるように作成。セミナーやネット映像と連携させて理解度アップを図りました。
  
  ・オンライン活用
  事業全体のコンテンツが簡単に視聴できるWebサイトを立ち上げ、セミナーへの申し込みや、講師情報、各種資料ダウンロード、セミナー動画の視聴、アンケート等ができるようにして、ユーザーの利便性向上を図りました。
  
  ・集客
  Web・TV・ラジオ・新聞・地元流通企業等、各種メディアを活用して集客を図りました。