香川県 善通寺市
住民の安心・安全と見守りを支援
善通寺市戸別送受信機整備事業
戸別送受信機による緊急情報の発信

事業概要・施策
[課題背景]
近年頻発している台風や豪雨、地震などの自然災害時に、防災無線が聞こえず被災してしまう事例が多く見られます。善通寺市は、比較的災害の少ないまちであり、これまでも災害に強いまちづくりを進めてきたものの、高齢者や情報弱者など災害時の避難にあたって支援が必要となる災害時要援護者への対策など、有事への対応が、取り組むべき課題の一つとなっていました。
[事業概要]
善通寺市では防災行政無線からの情報を、より確実に伝達するための戸別送受信機の導入を決定。土砂災害警戒区域内の高齢者や身体障害者など、避難行動要支援者世帯を対象にTOPPANが提供する戸別送受信機「あんしんライト®」を装備しました。
[具体的な取り組み]
-
あんしんライト®の住民への提供
あんしんライト®は、電池を入れコンセントに電源アダプターを差すだけの簡単な設置で工事は不要な機器のため、自治体職員の方が各戸訪問し、使用方法の説明とともに設置をしました。
-
「あんしんライト®サービス」による緊急時の避難情報の発信
あんしんライト®はLED発光および吹鳴機能で、高齢者や視聴覚障害者に素早い行動を促します。2019年度から導入を始め、防災訓練や豪雨時の避難勧告等の避難情報の伝達に効果を発揮しています。
-
動作の監視
故障や電源入れ忘れを検知するため、防災行政無線では実現できない双方向通信機能を活用して機器の正常動作を監視。毎日、正常通信がされているかを確認し、その結果をクラウド側に記録しています。
-
警報時表示イメージ
-
平常時表示イメージ
-
確認ボタンによる見守り
-
※スマートフォンアプリはオプションサービスとなっており、善通寺市では使用していません。
TOPPANのソリューションポイント
-
設置の簡便性と低コストでの運用
基本的な構成は、住民宅設置の「あんしんライト®」と自治体設置の「パソコン」のみ。既存基地局を活用したLTE通信のため、基地局などの大規模設備や無線従事者、設置工事が必要なく、運用コストを軽減します。
-
Bluetooth対応IoT機器との連携での機能拡張を予定
今後、Bluetoothの搭載も予定しており、他のIoT機器と連携させることで、各種機器のセンシング情報を活用した多様なサービス提供が可能になります。これにより、子どもの登下校時の見守りや高齢者の生活状況の把握などの見守りサービスの活用も実現できます。
