つくば市政策イノベーション部科学技術戦略課
自治体ポータルアプリから
行動変容=市民参加を促す
つくば多言語ポータルアプリ整備・運営委託
自治体オリジナルアプリ構築ASPサービス活用によるポータルアプリ開発

事業概要・施策
[課題背景]
つくば市に住む高齢者や若い子育て世代に対し、それぞれに必要な情報を適切に届けることが求められていましたが、市のホームページだけでは情報を分かりやすく適切なタイミングで届けることが難しいという課題がありました。また、つくば市には約140カ国から約1万人の外国人が居住しており、多国籍化が進むなかでさらなる多言語対応の必要性が生じていました。
[事業概要]
課題解決のためにつくば市が推進する「つくばスーパーサイエンスシティ構想」の取り組みのひとつとして、自治体オリジナルアプリ構築ASPサービス「クラシラセル® 」を活用し、つくばスマートシティアプリ「つくスマ」が開発されました。自治体から発信する情報を一人ひとりの住民にパーソナライズし、適切なタイミングで情報を届ける仕組みを構築しました。
[具体的な取り組み]
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自治体オリジナルアプリ構築ASPサービス「クラシラセル® 」を活用したアプリ開発
属性情報などをもとに住民へパーソナライズ配信を行える自治体オリジナルアプリ構築ASPサービス「クラシラセル® 」を活用し、つくばスマートシティアプリ「つくスマ」を開発。年代や家族構成などを登録することで、住民が必要な情報をプッシュ通知で受けとることが可能です。ほかにも、選択肢を選ぶことで必要な情報へ誘導するナビゲーション機能や、公園や避難場所などの地域情報を表示するマップ機能なども搭載。日本語のほか、中国語、英語、韓国語にも対応しています。
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図書館利用カードのデジタル化等、住民生活をより便利にするアプリへ
アプリを継続して使用してもらえるよう、自治体の職員や住民からの声を参考に、図書館利用カードのデジタル化などを追加実装。今後、一方的な情報発信だけでなく住民の要望を市と共有するレポート機能や、市からのアンケートに住民が答えられる機能の実装など、双方向コミュニケーションサービスにアップデートしてゆきます。
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「クラシラセル® 」サービスイメージ
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機能(一部)の説明
TOPPANのソリューションポイント
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自治体オリジナルアプリ構築ASPサービス
「クラシラセル® 」自治体と住民のコミュニケーション課題を解決する自治体オリジナルアプリを、簡単に構築することができるASP型ポータルサービスです。 住民の属性や関心ごとに合わせて情報をプッシュ通知でお届けし、さまざまな自治体サービスの共通窓口として住民にサービス利用を促します。また、行政に関するお困りごとを抱えている住民には適切なサービスにダイレクトに誘導することで、自治体職員の負荷削減にも寄与します。

自治体ポータルサービス「クラシラセル®」
さまざまな自治体サービスの窓口を集約して住民が利用しやすくしたり、住民個人個人に合わせた情報を自治体からプッシュ配信したりすることができるアプリです。