福岡市総務企画局行政部行政マネジメント課
業務改革(BPR)で限られた人的資源
を活かし市民サービスの維持・向上へ
令和4年度業務改善支援業務委託
現行業務の調査・改善施策の検討により、業務効率化を支援
事業概要・施策
[課題背景]
全国的に人口減少や少子高齢化が進む中、行政サービスの多様化に伴う職員の業務負荷増大が予想されています。そのため、福岡市においても、特に、市民サービスの最前線である区役所の業務について、より必要性の高い業務に職員の人的リソースを振り分け、市民サービスの維持・向上を図るために、共通事務の集約化・委託化、業務手順や処理方法の見直し、デジタル技術の活用など、業務プロセスの標準化や最適化を図る業務改革(BPR)を行い、業務効率化を行う必要がありました。
[事業概要]
市が指定する業務についての現状分析業務を実施しました。本事業のアプローチとして、現在の業務プロセスの見える化や、業務量・業務遂行における課題の把握、業務の効率化に向けた検討、改善施策(案)の提案、合意形成のために必要な資料の作成や会議運営などを行いました。
[具体的な取り組み]
福岡市内の7つの区役所それぞれで行われている11業務を対象に「現行業務の調査」「改善施策の検討」を実施しました。
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現行業務の調査
・現行業務プロセスを確認
・代表区へヒアリングを実施し、現行業務の流れや課題を整理
・代表区の業務フローをもとに、各区の差異を抽出
・代表区での実際の運用と対応時間を調査、現行業務量を分析・可視化 -
改善施策の検討
・現行業務の業務プロセスを見直した場合のフローを可視化
・改善施策(案)と、実現に向けた阻害要因・検討事項を整理
・改善後の業務プロセスにおける業務量を可視化
TOPPANのソリューションポイント
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最適な行政事務処理業務設計ノウハウ
金融機関をはじめとした民間企業でのアウトソーシング業務の設計ノウハウを活かし、各種帳票の設計から、受付・審査・入力などを最適に行う業務フローの設計など、わかりやすく効率的な行政事務処理業務の設計をサポートします。
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自治体向け Hybrid-BPO®サービス
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