文京区 福祉部 障害福祉課
ユニバーサルコミュニケーション支援事例~窓口でのコミュニケーション円滑化を推進~
ユニバーサルコミュニケーションサービス「VoiceBiz® UCDisplay®」を
文京シビックセンターへ導入

事業概要・施策
[課題背景]
区の窓口では、発声しづらい方や聞こえにくい方には主に筆談で対応し、外国の方には外国語を話せる職員や翻訳アプリを活用してコミュニケーションをとっていました。しかし、説明にかかる時間の短縮や、内容を正確に伝えるとともに、自然な会話を実現するために「ユニバーサルコミュニケーション」の工夫が求められていました。
「ユニバーサルコミュニケーション」とは、言語や文化、身体的な制約に関係なく、誰でもスムーズに意思疎通できるコミュニケーションのことです。社会の多様化が進む中、すべての人が正しく情報を受け取り、互いの意思を円滑に伝えられる環境が求められています。
[事業概要]
窓口での更なるコミュニケーション円滑化を推進するために、窓口のユニバーサルコミュニケーションサービス「VoiceBiz® UCDisplay®」の導入を行いました。
[具体的な取り組み]
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文京シビックセンターへの導入
障害福祉課および幼児保育課に「VoiceBiz® UCDisplay®」を設置しました。
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活用シーン①
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活用シーン②
TOPPANのソリューションポイント
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透明ディスプレイを活用した窓口向け翻訳システム「VoiceBiz® UCDisplay®」
VoiceBiz®と同じ翻訳エンジンを透明ディスプレイに活用することで、
・「窓口コミュニケーションの感染防止対策」
・「音が聞こえにくい方に、受付の会話を字幕によって伝達」
・「発話が難しい方に、キーボードによる入力をサポート」
を実現させた窓口のユニバーサルコミュニケーションサービスの開発を行いました。
対応言語は13言語。
透明ディスプレイには音声入力とキーボード入力に対応した字幕表示ができるため、外国人のほか、日本人同士においても、聴覚障がい者や言語障がい者などへの対応が可能です。
字幕と表情が同時に見える透明ディスプレイを介し、より多くの人方々への情報伝達を実現することにより受付業務のユニバーサルコミュニケーションを支援します。 -
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透明ディスプレイを活用した窓口向け翻訳システム「VoiceBiz® UCDisplay®」
音声認識した内容を、高精度な翻訳文章として透明ディスプレイに表示します。窓口・受付など相手の顔を見ながら会話する場面で、自然な会話を促進します。