Interview
知識と技術の
さらなる向上を⽬指して。
⾼い専⾨性と豊かな経験を糧に、
新たな分野でキャリアを築く。
K.Mさん
2019年1月経験者採用入社 新潟工場
第二技術開発本部
FCBGA技術開発部 設計開発チーム
設計開発
キャリアと専⾨性が
存分に活きる
エレクトロニクスの世界へ
出⾝は岩⼿県で、学⽣時代は秋⽥県で過ごしました。新卒では新潟県内の企業に就職し、TOPPANには2019年の1⽉に⼊社しました。もともといろんな企業で働いてみたいという気持ちがあった中で、家庭の事情で引っ越すことになり、転職を考え始めました。前職では⾃動⾞⽤品の回路設計業務を⾏っており、部品の調達から回路の作成、製品の評価試験など、回路設計に関わる業務を⼀貫して担っていました。もともと基板を扱っていたので、現職でも使われる⽤語や求められる仕様などはよく似ています。また、前職は海外のお客さまが多く、英語でやり取りする場⾯が多くありました。TOPPANでもお客さまの大半が海外を拠点にしているので、英語の資料を受け取ることがあります。前職の経験もあり、他⾔語にはあまり抵抗なくスムーズに業務に⼊れたと思います。新潟⼯場内には英語が得意な⽅も多いので、英語が苦⼿な⽅でも⼼配いりませんよ。
前職のように海外のお客さまと関わり続けたいという思いと、新潟県という場所、そしてこれまでのキャリアに近い専⾨性の⾼い職種という3つの条件が揃っていたTOPPANは、⾃分にとってこれ以上ない環境でした。選考過程での対応も柔軟かつ丁寧で、その点も決め⼿の⼀つです。転職活動は不安な気持ちも⼤きいので、少しでも印象の良いところが⾒えると安⼼できますよね。
前職の経験が⽣んだ、
事業部の新たな取り組み
⼊社直後は、先輩の業務補助をしたり、前職の経験を活かして設計ツールやCADソフトなどを使った図⾯作成業務から始めました。それと並⾏して、前職で熱のシミュレーション業務を担っていた経験から、FC-BGA基板の不良解析のシミュレーション業務を任されました。基板は反りやすいので、そこに応⼒が加わると負荷がかかり壊れやすくなります。事前にシミュレーションを⾏って材料や配線などの提案をすることで、反りが少ない基板を作ることができるんです。この業務はチームにとっても新しい試みだったので、他⼯場で似た取り組みをされている⽅を紹介してもらったり、TOPPANの総合研究所の⽅にお話を伺ったりしながら業務を進めていきました。⼯場同⼠のつながりや、⾃社で持つ研究施設のサポートなど、横の連携ができる点もTOPPANの強みになっていると思います。
現在は主にFC-BGA基板の設計データの編集業務を⾏っています。お客さまからいただいた設計データを、問題なく製造できるよう修正して、データを整える業務です。その他にも、簡単な設計データの下地となるものを受け取って完成形に編集する場合もあります。製造前のテスト⽤の基板をゼロベースで設計することもあり、お客さまのご要望によって対応内容は様々です。FC-BGA基板の製造はたくさんの⼯程の積み重ねですから、私たちが設計・編集するデータがその後の出来や良し悪しを決めるという気持ちで、責任を持って業務にあたっています。
働きやすい環境が、
モノづくりへの
⾼い意識をもたらす
エレクトロニクス事業本部は多種多様な製品を扱っているので、部内でも様々な業務があります。会話がしやすい現場作りがされていて、⾃分に向いていることを担当させてもらえたり、⾃分がやりたいと思っていることを聞き⼊れてくれる体制が整っています。また、これは⼊社してから分かったことですが、TOPPANは⾮常に⾰新的でチャレンジングな会社です。モノづくりの会社の基本は、依頼されたものをしっかり製造して納めることだと思うのですが、前職ではそれだけでも精⼀杯で苦労していました。TOPPANは⼯場全体で「より良くしよう、より良いものを作ろう」という意識があります。前職もそうだったかもしれませんが、ここまで徹底されていなかったように思います。⼯場内はきれいに整理整頓されていて、安全への意識も⾼いです。実践できていることが⽇々の様⼦から伝わるので、社員⼀⼈ひとりが⾼い意識を持っているのだと強く感じます。
新潟⼯場の魅⼒でいうと、他の⼯場の⽅から⾷堂の種類が豊富で充実しているということをよく聞きますね。新潟県はごはんやお酒がおいしいのはもちろんのこと、⾃然豊かなのでレジャーも楽しめますし、趣味の写真をするにもぴったりの場所です。新潟⼯場の社員はアクティブな⽅が多く、オフの⽇は釣りやスキー、ゴルフなどをして新潟を満喫している印象があります。ご家族がいらっしゃる⽅も単⾝赴任の⽅も、それぞれ楽しめる環境だと思いますよ。