

多角的に事業を手がける
TOPPANで、専門的な知識と
豊かな経験を求めて。
TOPPANで、専門的な知識と
豊かな経験を求めて。
総合力に優れた環境が、
豊富な経験と多様なキャリアを築く。
豊富な経験と多様なキャリアを築く。
M.Tさん
2020年4月新卒入社 滋賀工場
第一技術開発本部
反射防止フィルム技術開発部
生産技術
反射防止フィルム技術開発部
生産技術
幅広い事業領域と
風土から感じた
TOPPANとの親和性
風土から感じた
TOPPANとの親和性
学生時代には電気電子工学を専攻し、回路設計・発電計など電気に関わることを学んでいました。大学院では太陽電池の研究を行っており、就職先としては半導体の製造装置メーカーに関心がありました。その一方で、学生時代に学んでいたこととは少し違うこともやってみたいという気持ちもあったんです。所属していた研究室の先輩がTOPPANに入社したことをきっかけに、印刷業界にも興味を持ちました。TOPPANは印刷だけでなくエレクトロニクス事業をはじめとして幅広く事業を展開していることが分かり、他社に比べ身近に感じていました。

就職活動においては、特に2つのことを意識していました。1つは会社の雰囲気です。インターンや説明会に積極的に参加し、会社や社員の皆さんの空気感を掴むことを心がけました。もう1つは、会社の中でどのような働き方ができるか・自分に何ができるかという点です。これらの条件にマッチしたのが、TOPPANのエレクトロニクス事業本部でした。はじめは半導体に関心があったものの、入社後の研修を経て、反射防止フィルムに関わりたいという気持ちが強くなっていきました。研修期間は、就職活動中に知り得なかったエレクトロニクス事業についての多くを知ることができ、視野が広がる良い機会だったと思います。

モノづくりへの柔軟な姿勢が
高い品質と信頼を生む
高い品質と信頼を生む
反射防止フィルムには生産技術と開発技術の2つの部門があり、私は生産技術を担当しています。開発チームが作った製品をいかに安定供給できるかという観点で、生産ラインの各工程における機械の設計・設定や管理、設備の導入・メンテナンス等を行っています。また、生産技術における目標として「生産性向上・品質管理・原価削減」が掲げられています。この3つの目標を達成するため、日々の施策・テストが欠かせません。クリーンルームに入って製造ラインの方と情報をすり合わせたり、生産工程で製品がどのように作られているか過程をチェックしたり、出来上がった製品の評価測定などを行っています。

評価の際は、お客さまからの「傷つきにくくしたい」「曲げても破れないようにしたい」といったご要望に達しているのかを正しく見極めることが求められます。また、ディスプレイは定期的に新しいモデルが発売されるため、お客さまのご要望も一定ではありません。そういった市場やニーズの変化に合わせてモノづくりをする柔軟性も大切です。場面に応じた対応に難しさを感じますが、実物を見ながら仕事ができるため、高い達成感を得られます。特性評価の数値の変化はもちろんのこと、反射防止フィルムは見た目にしっかりと変化が現れるのがおもしろいところです。努力や工夫が製品にそのまま反映されていることに、この仕事の楽しさを感じます。

環境の変化がもたらす
意識の変革と新たな目標
意識の変革と新たな目標
滋賀工場への配属が決まり、出身の東京都から滋賀県へ来ました。現在暮らしている独身寮は、一人暮らしには十分すぎるほどの広さでとても過ごしやすいです。周辺には琵琶湖をはじめとする観光地や歴史的文化財もあり、魅力的な環境だと思います。主要都市の大阪・京都・愛知にも隣接しているので、休日には日帰りで遊びに行くことも多いです。

入社直後を振り返ると、学生時代の専攻分野と異なる領域ということもあり、自分の能力や知識が通用するのか不安な気持ちがありました。しかし、最初の1年間は先輩につきっきりでサポートしていただき、不安はすぐに解消されましたね。新人の時点で求められる具体的なスキルはありませんが、やはり自分一人ではこの仕事は務まりません。関連部署・チームメンバーと連携して進めていくことが多いので、コミュニケーションは大事にしてほしいと思います。その他の知識・スキルは仕事をしながら習得できるので、未経験の方でも安心してほしいです。TOPPANは扱っている製品が多様で、事業領域も多岐にわたります。引き続き反射防止フィルムの技術職で頑張りつつ、今後は他の事業にも携わって、技術者として多様な考え・専門知識を身につけたいと思っています。エレクトロニクス事業以外にも機会があれば挑戦してみたいですね。こういった挑戦も、TOPPANだからこそ叶えられる強みだと思います。
