ホクノー(経済産業省)
地域スーパーを核とした地域包括
ケアシステムの構築を促進する
ホクノー健康ステーション
毎日訪れるスーパーを起点に住民の「健康づくり」「居場所づくり」
「役割づくり」の支援や新たな互助の仕組みを構築

事業概要・施策
[課題背景]
札幌市厚別区もみじ台地区は、1985年の人口約26,000人をピークに現在約15,000人まで減少、高齢者率は46%と札幌市で最も高い割合になっています。高齢者の一人暮らし、生活保護や年金生活世帯が多いこともあり、健康面まで十分配慮できていないケースが多く、運動不足や買物難民化など、さまざまな課題を抱えています。
[事業概要]
地域の中核的なスーパーであるホクノーの店舗内に「健康ステーション」を配置しました。 日常生活圏域内の地域スーパー内に設置することで、おもにシニア層を対象に、身体的・精神的・社会的な健康づくりに寄与するサービスを総合的に提供する仕組みを構築しました。
[具体的な取り組み]
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ヘルスケア関連の講座・教室(運動・食事・社会参加)
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健康管理サービス(ICT)
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アクティブシニアを活用した生活支援サービス
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健康ポイントサービス
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健康関連商品・サービスの紹介・検証
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健康相談サービス
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地域包括ケアシステムにかかるサービスの相談対応および情報発信
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健康ポイントサービスの来店ポイント端末
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インストラクターの指導による運動講座
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健康管理サービスのバイタル測定の様子
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住民の健康に寄与する講座開催や商品展示などを実施
TOPPANのソリューションポイント
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健康をきっかけに新たなコミュニティを
創出することができる「健康ステーション」公民館や保健所などのスペースを活用。各種測定機器による計測データを健康WEB管理システムで管理し、日々の健康状態を可視化します。
健康だけでなく、多世代の住民が気軽に集まれるコミュニティスペースを構築することができます。 -
健康ポイントサービスの構築
ポイントカードを活用し、健康ステーションへの来店によりポイントを付与。買い物に活用できる仕組みを構築しました。
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多職種連携による事業運営
エリアの住民組織、自治体、公的機関、医療機関、大学、民間事業者などが一体となって事業を運営しました。