メタバース技術を用いた
東京国立博物館所蔵国宝の
紹介コンテンツ制作業務

日本美術に没入する
メタバース展覧会の企画制作

独立行政法人国立文化財機構東京国立博物館
独立行政法人国立文化財機構文化財活用センター

メタバース空間に再現された東京国立博物館で
アバターを通したバーチャルならではの鑑賞体験

メタバース技術を用いた東京国立博物館所蔵国宝の紹介コンテンツ制作業務

事業概要・施策

[課題背景]

実物を鑑賞するだけでは体験できない作品の楽しみ方の提供や日本美術のポイントを海外の鑑賞者などにわかり易く伝えることが必要とされていました。

[事業概要]

メタバース空間上に開設した「バーチャル東京国立博物館(以下 バーチャルトーハク)」において、日本博事業の一環として、東京国立博物館所蔵の国宝全89件をバーチャル空間で紹介する、東京国立博物館創立150年記念バーチャル展示「エウレカトーハク!◉89」を開催しました。メタバースプラットフォーム「cluster」を活用し、東京国立博物館の監修のもと、企画制作を行いました。

[具体的な取り組み]

  • メタバース企画制作

    ・本展覧会は、3部構成で東京国立博物館所蔵の国宝のさまざまな解釈を提示し、多様な手法で国宝の魅力や特長をメタバース空間で紹介
    ・第1部「国宝を《知る》」は、東京国立博物館所蔵の国宝全89件を総覧し基本的な情報を紹介するバーチャルライブラリー
    ・第2部「国宝に《親しむ》」は、東京国立博物館との共同プロジェクトで制作したVR作品やデジタルアーカイブデータを活用し、国宝「松林図屛風」と国宝「八橋蒔絵螺鈿硯箱」をテーマに、バーチャル展示だからこそ可能な没入感ある展示空間で、アバターとして作品に描かれた情景に入りこんだり、空間内に配置されたオブジェクトの一部を動かしたりすることで、作品の世界観を直感的に体験することが可能

  • NFT販売

    ・第3部「国宝と《つながる》」は、現代アーティストたちが新しい感覚で国宝を再解釈し、リスペクトアートという形で表現した作品をバーチャル展示室内で展示、東京国立博物館初のNFTとして販売
    ・NFTの販売収益の一部は、東京国立博物館に還元し、文化財保全などに活用

  • オリジナル参加証明NFT配布

    ・バーチャル展示室にて無料でもらえるオリジナルのNFT参加証明(NFTAirdrop)を配布

  • 第1部 「国宝を《知る》」バーチャル展示空間 制作・著作:東京国立博物館・文化財活用センター・TOPPAN株式会社

    第1部 「国宝を《知る》」バーチャル展示空間
    制作・著作:東京国立博物館・文化財活用センター・TOPPAN株式会社

  • NFT参加証明(NFTAirdrop)

    NFT参加証明(NFTAirdrop)
     

  • 第2部 「国宝に《親しむ》」 国宝「八橋蒔絵螺鈿硯箱」をテーマとした展示空間 制作・著作:東京国立博物館・文化財活用センター・TOPPAN株式会社

    第2部 「国宝に《親しむ》」 国宝「八橋蒔絵螺鈿硯箱」をテーマとした展示空間
    制作・著作:東京国立博物館・文化財活用センター・TOPPAN株式会社

  • 第2部 「国宝に《親しむ》」 国宝「八橋蒔絵螺鈿硯箱」をテーマとした展示空間 制作・著作:東京国立博物館・文化財活用センター・TOPPAN株式会社

    第2部 「国宝に《親しむ》」 国宝「八橋蒔絵螺鈿硯箱」をテーマとした展示空間
    制作・著作:東京国立博物館・文化財活用センター・TOPPAN株式会社

TOPPANの
ソリューションポイント

メタバース企画制作

目的に応じて最適なメタバースの企画制作を行います。

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アーカイブ構築支援のコンサルティング/実作業から情報発信の領域までをトータルでご支援することが可能です。文化財をデジタルアーカイブ化しコンテンツへと変換することで、施設内外への情報発信を図り、地域住民・観光客の皆さまへ向け、文化財の魅力、地域の魅力をアピールし、集客へとつなげます。また、地域資源のデジタル化・データベース化により、地域に向けては「まちづくりへの貢献」、文化施設に向けては新たな収益基盤の構築による「持続可能なアーカイブの実現」を目指します。

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