自治体向けAR/VR導入・活用支援

自治体向けAR/VR導入・活用支援

最先端技術が今までになかった地域の魅力を引き出す
バーチャルを活用した新たなプロモーション

自治体におけるAR・VR・メタバース導入の目的と具体的な目標設定

自治体におけるAR(拡張現実)やVR(仮想現実)、メタバースの導入・活用では、まず目的と目標を明確にすることが重要です。
導入の目的は教育、観光促進、市民サービス向上、防災・災害対策訓練などが挙げられます。
教育においては、実際に見に行けない動植物や歴史上の建築物をARで再現したり、遠隔地・入院中の病児・不登校の生徒もVRを活用しメタバース空間で授業を受けることができる教育支援での活用が注目されています。
観光促進においては観光地や歴史上の建築物の再現をVR空間に作成し魅力発信で観光を促進する、現地でカメラをかざすと当時の様子が表示されるXRの観光体験コンテンツが普及しつつあります。
防災・災害対策の点においては、各自然災害発生時の様子をARやXRで再現し、防災意識の向上を図る利用方法が多く見られます。
こうしたAR・VRコンテンツを活用した施策実施の際には、目標は具体的な成果指標を設定し、期待される効果を数値化することで、プロジェクトの進捗を評価しやすくなります。
ARやVR、メタバース技術を活用する際には、市民や観光客のニーズを理解し、利用者の年齢層や技術への慣れ度合い、文化的背景などを考慮したサービスを設計し、アクセシビリティの高い設計を心がける必要があります。

技術的実現可能性と財政負担軽減のための検討

教育・観光・防災いずれの背景においてもAR・XR・VRを活用した企画を実施するにあたっては、技術的な実現可能性とコストのバランスを慎重に考慮し、既存の設備やシステムとの互換性、将来的なメンテナンスやアップデートの容易さ、および拡張性も含めた検討が必要です。
特に3Dモデルのゼロベース開発や専用VR空間の維持を行うサーバーなど、初期・運用に大きくコストがかかる点や、運用中の不具合対応や最新の内容へのアップデートもコストや人的リソースがかかるため、こうした検討も十分に行う必要があります。
また、透明性を保ちつつ、民間企業との協力や助成金、補助金を活用することで、財政負担を軽減し、持続可能なプロジェクト運営を目指すことが重要です。

  • クリエイティブディレクター清水 玲那
  • MICEエバンジェリスト廣江 真
  • プロジェクト・マネージャー矢尾 雅義
  • クリエイティブディレクター高橋 隼人
  • テクニカルアドバイザー岸上 剛士
  • デジタル文化財クリエイティブディレクター木下 悠

私たちのビジョン

産官学連携による共創成長戦略で、
持続可能な未来社会の実現に向け
挑戦し続けます。

トッパンのソーシャルイノベーションセンターは、高度化する社会課題の解決に必要な機能をワンストップで提供。 研究実証事業などのノウハウを集積し、産官学のネットワークと共創しながら「観光振興」「地域活性化」「医療・ヘルスケア」など、持続的な社会の基盤づくりに貢献していきます。

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