群馬県富岡市 世界遺産部 観光おもてなし課
先端映像技術により
文化財の理解を深める
富岡製糸場CG映像ガイド構築事業
VR(バーチャルリアリティ)コンテンツ作成業務およびガイドツアーシステム開発

事業概要・施策
[課題背景]
2007年1月「富岡製糸場と絹産業遺産群」が世界遺産暫定一覧表に追加記載されて以降、さまざまな講演会やシンポジウムの開催・富岡シルクブランド協議会の設立など、全国的な知名度向上を施策に取り組むことで、富岡製糸場は、2014年6月世界遺産に登録されました。
富岡製糸場の世界遺産登録をきっかけに、来訪者および観光客の利便性・快適性を高め、富岡市の魅力や集客力をさらに向上させることを目指しました。
[事業概要]
多くの観光客および来訪者を呼び込むために、スマートグラスやVRなどの先端映像技術を用いることで、富岡製糸場の理解を深めることができる新しい観光体験を提供しました。
[具体的な取り組み]
-
富岡製糸場CG映像の制作
-
ガイドツアーのシステム構築
-
多言語への対応
-
体験イメージ(左)/ スマートグラス内を案内するキャラクター(右)
-
お土産として販売したVRscope版
TOPPANのソリューションポイント
-
重要文化財に関わる多数のVR制作実積
多数のVRコンテンツの制作実績を持ち、地域のさまざまな文化資産を観光資源として活用できる「デジタル文化財」を提供しています。 また、最新のデジタル表現技術を用い、最適な上映環境を整えた高品質・高解像度の映像鑑賞スペース「VRシアター」にて、文化財などの製作された当時の姿を仮想空間として再現し、臨場感と没入感の体験の場を提供しています。
-
現地体験型XR観光アプリ「ストリートミュージアム®」
史跡VRを観光資源にして観光地域を活性化する進化型情報プラットフォームサービスです。 「ストリートミュージアム®」の仕組みを活用し、「スマートグラス」を活用したガイドツアーにカスタマイズしました。 「高精細VR技術」や「古地図を活用した回遊施策」で観光客に新たな感動体験を提供するとともに、情報発信から地域連携、運用、位置情報ログなど観光客の行動分析を活用した新しい観光まちづくりのサポートをおこないます。 観光客は、鑑賞位置や視野に合わせたVR映像が鑑賞できるため、訪れた場所ならではの感動が得ることができます。
-
多言語対応
インバウンド翻訳サービス「ジャパリンガル」や多言語音声翻訳サービス「VoiceBiz」など、多数の多言語対応ソリューションを展開しており、インバウンドの観光客誘客施策として、英語はもちろんのこと、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語、タイ語などに対応することができます。
