観光振興計画の
目標設定および
観光政策の企画・立案に
資するデータ取得

[課題背景]

宇治市では、平成25年度(2013年)から令和４年度(2022年)までを計画期間とした「宇治市観光振興計画」を前期5年・後期5年に分け、アクションプランを策定し取り組んでいます。
前回の調査から5年経過し、令和5年度より開始する「第2期宇治市観光振興計画」の策定に活かすため、観光行動の変化を把握し、前回調査結果との比較を行うことにより、これまでの取り組み成果と現在の観光客の動向を明らかにすることが必要でした。

[事業概要]

宇治市内への観光入込客の旅行目的、消費額、満足度などの実態を把握するためアンケート調査などを実施しました。
特性、傾向などを分析、考察を行い「宇治市観光振興計画後期アクションプラン」の進捗状況の把握、並びに、観光振興計画の目標設定およびWITHコロナ・POSTコロナを踏まえた今後の観光政策の企画・立案に資する基礎的データを得ました。
実態の把握、施政方針を基軸とした観光戦略策定に資する基礎的データを取得するとともに、視点を変えた追加調査も併せて実施し、宇治市の目指すべき未来につなぐ観光振興計画へ寄与しました。

[具体的な取り組み]

• 定量調査

  対面聞き取りでの宇治市動向調査、京都観光における宇治のイメージ調査。紙アンケートの実施による、地元商店における観光客受け入れ意識調査、インターネットを活用した宇治のイメージ調査を実施。

• ビッグデータ活用

  位置情報を活用した人口動態調査、SNS分析を実施。

• その他調査

  専門家・若者視点での現地調査、全国的な観光動向の調査および分析を実施。